「イベントの顔」として選ばれたのはマツダだった【グッドウッドFOS 2015】

2015年6月26日~28日に、イギリスにて開催されたモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のシンボルはマツダでした。

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いまや世界的なモータースポーツイベントとなったグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。そのイベント会場には、毎年異なるメーカー(ブランド)をフューチャーした「セントラル・フィーチャー」という巨大モニュメントが飾られますが、2015年の顔として選ばれたメーカーは日本のマツダでした。

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マツダのモータースポーツ史に燦然と輝く、ル・マン24時間耐久レース優勝マシン、ゼッケン55の「マツダ 787B」と、2014年にドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ6」用に公開した「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルが、格子状に組まれた鋼鉄製のモニュメントの先端に配置されたのです。

高さ40mというモニュメントの先端で未来を見つめるマツダのレーシング・スピリッツが、まさしくデザインテーマである『魂動』をアピールしたのです。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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