メルセデスベンツAクラスがフェイスリフトでパワーアップ!

またラジエータグリルは上級モデルのダイヤモンドタイプのグリルを装備。

Mercedes-Benz A250_Sport

「A250シュポルト」と「AMG A45」にはワイルドなバンパー意匠が与えられており、開口部のロアグリルや空力用フリップはそれぞれ専用、本体の意匠は従来同様、共通となっているようです。

Mercedes_AMG_A45

一方、リヤ廻りではA180、A250シュポルトのディフューザー意匠が変更されており、共にBクラスの現行モデルやCクラス同様のディフューザー1体式排気べゼルが採用されています。

Mercedes-Benz_A-Class

テールランプも内部構成が変更され、よりスポーティな印象に。

AMG A45ではディフューザーの意匠変更と併せてリヤバンパー両サイドのスリット部に別物のフリップを追加。

Mercedes_AMG_A45

今回のフェイスリフトを機にモデル名がこれまでの「A45 AMG」から「AMG A45」に改められ、リヤのネームプレート配置もAMGマークが車両左側に移設されている点も見逃せません。

インテリアではアンビエント照明の追加やコマンドシステム用のモニターがフレームレスの8インチフラットタイプにグレードアップしており、ステアリングホイールも上級車種の物に変更されています。

Mercedes-Benz_A-Class Mercedes_AMG_A45

そして注目はエンジンのパワーアップ。

「A180」のエンジンスペックには変更は無いようですが、「A250 シュポルト」は最高出力が211psから218psに、「AMG A45」では 360psから381psに、最大トルクが450Nmから475Nmにそれぞれ改められています。

Mercedes_AMG_A45

またこれまでに無かった102psの「A160」グレードが追加になっているのもニュースと言えそうです。

新型Aクラスは本国で7月3日から受注を開始、9月下旬に販売店の店頭に並ぶ模様。

好評な内外装デザインには大きく手を加えず、中身の充実を図った新型は再び世界から注目を集めることになりそうです。

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Avanti Yasunori) 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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