機関銃をぶっぱなすクルマが公道を走った!

世の中にはとんでもないマシンのオーナーが存在します。今回ご紹介するのは群馬県藤岡市で鉄製品製作業を営む塚田さん。

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この方、けっこうなミリタリーマニアで第2次世界大戦当時のアメリカ軍の軍用車を何台か所有しているとのこと。今回は、その数あるコレクションの中から公道走行可能な2台のクルマを紹介していただきました。

 まず1台目は1944年製フォードGPW。

アメリカ軍が実際に使用していた本物で、エンジンは直列4気筒の2.2リッターで54馬力仕様。

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小道具にもこだわりを見せる塚田さんは、ダッシュボードに当時のアメリカ軍が使用していた半自動小銃であるM-1ガーランドも搭載してあります。もちろん、これは形のみのモデルガン。

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しかし、フォードGPWはあくまで前菜マシンですと語る塚田さん。

「本当に紹介したいマシンは、こっちです」と向かった先にあったのはダッジWC-52というトラック。

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直列6気筒の3,7リッターエンジンは92馬力仕様。ミッションは前進4段、後進1段。第2次世界大戦から朝鮮戦争までアメリカ軍が使用していたモデル。 

一見それほど突っ込みどころの無いマシンに思えたのですが、塚田さんのこだわりは荷台にありました。

ドカッと鎮座するは、ブローニングM2重機関銃。こちらも先ほどのM-1ガーランドと同じくモデルガンなんですが、違いが一つ。実際に音付きで疑似発射を体験できるとのこと。

この戦争映画に出てきそうなマシン、ナンバー付きで公道走行が可能なんです。今回は、公道走行シーンとともに重機関銃を疑似発射する動画をご覧ください。