2種類ある日産の「エマージェンシーブレーキ」の方式は?

ここでは、カメラ方式とミリ波レーダー方式のエマージェンシーブレーキについてご紹介します。

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日産ではノートやセレナ、エクストレイルで採用されているカメラ方式は、フロントウインドウ上部に設置されたカメラが前方の車両や歩行者を検知し、距離を測定。

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衝突の可能性が高いと判断すると(自車速度と先行車両や歩行者までの距離と速度から検知)、ディスプレイの表示と警告音で注意喚起を行い、危険回避操作を促します。

回避操作が遅れたり、操作が行われなかったりした場合には、緊急ブレーキが作動して速度を落とします。衝突を回避できるか、ぶつかっても被害を軽減できるかは、速度などによりますが、作動条件は約10〜80km/hになっています。

なお、JNCAPの予防安全性能アセスメントの評価によると、フロントカメラ方式のエクストレイル(20X エマージェンシーブレーキパッケージ)は40.0ポイント中32.5ポイントで、「ASV+」を獲得。

ノート(X エマージェンシーブレーキパッケージ)は40.0ポイント中28.7ポイントで、「ASV+」を獲得。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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