トヨタのCamatte(カマッテ)が2015年はARに進化!【東京おもちゃショー2015】

ショーのコンセプトカーと言えば、自動車メーカーの檜舞台であるモーターショーに出展したモデルでも、その先に繋がっていくのは多くはありません。

まして、自動車メーカーがおもちゃのショーに出展した車両が、ここまで毎年進化を続け出て来る前例は恐らく世界中にもないでしょう。

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トヨタが出展しているCmatte(カマッテ)は着せ替えができ、子供でも乗れる車両として2012年からおもちゃショーに展示されてきました。

Camatte_2子供でも足がペダルに届くよう、ペダルをフロアごと手前に移動させる工夫などもあるんです。

その背景には、子供がクルマを楽しいものと思ってほしい、そのためにはなにができるのかを考えていくためものものと思われます。

その研究は続けられていて、2015年はARを使って、顔写真を取り込んで、自分の好きなタイプの車両に着せ替えたバーチャルなクルマがリアルな背景の上を走っていく仕組みです。

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そのイベント中に、子供はどんな人とクルマに乗りたいか、どんな場所にクルマで行きたいか、などを自然と聞かれることとなります。

実際に体験してみましたが、かなり小さな子供でも楽しめ、大人でもちょっとやってもいいかな、と思える仕上がりでした。

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体験すると最後に同じ仕様のペーパークラフトがお土産にもらえます。これは少し高度なもので、大人と一緒でなければできないレベルにしてあるのがポイントだと言います。

クルマと子供をつなぐプロジェクト、クルマ好きの我々としてもぜひ続けていってほしいものですね。

(文・写真:clicccar編集長 小林 和久)

 

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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