さらに、モーターの効率向上で充電電力使用時走行距離(JC08モード)を0.6km伸ばして60.8kmを実現しています(「G Premium Package」は、それぞれ20.0km/L、60.2km/L)。
ガソリン仕様のアウトランダーは、エンジン制御とCVTの協調制御の最適化によりカタログ燃費を0.8km/Lアップさせ、16.0km/L(2WD)に。4WDも0.2km/L向上し14.6km/Lとなっています。
そのほか、PHEVでは、モーター制御見直しにより発進時や走行時の加速性能、レスポンスを高められているほか、ペダル踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」、「アラウンドビューモニター」などを装備。
走りの領域では、サスペンションの取付部の剛性向上などにより、操舵感や応答性、正確性を向上。
さらに、リヤショックアブソーバーのシリンダーを大径化することで走行安定性と乗り心地の向上も図られています。
エンジン仕様、PHEVともに静粛性の向上も追求されているそうで、一段と上質なSUVに仕上がっているそうですから、ミドルサイズSUVでの存在感が増すことは間違いないでしょう。
■三菱アウトランダー&アウトランダーPHEVがビッグマイナーチェンジで迫力ある顔つきに
https://clicccar.com/2015/06/17/312411/
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)