燃費と走りの質感向上が図られた三菱アウトランダー&アウトランダーPHEV

さらに、モーターの効率向上で充電電力使用時走行距離(JC08モード)を0.6km伸ばして60.8kmを実現しています(「G Premium Package」は、それぞれ20.0km/L、60.2km/L)。

PHEV_13

ガソリン仕様のアウトランダーは、エンジン制御とCVTの協調制御の最適化によりカタログ燃費を0.8km/Lアップさせ、16.0km/L(2WD)に。4WDも0.2km/L向上し14.6km/Lとなっています。

NewAutolanderPHEV_107

そのほか、PHEVでは、モーター制御見直しにより発進時や走行時の加速性能、レスポンスを高められているほか、ペダル踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」、「アラウンドビューモニター」などを装備。

走りの領域では、サスペンションの取付部の剛性向上などにより、操舵感や応答性、正確性を向上。

PHEV_11

さらに、リヤショックアブソーバーのシリンダーを大径化することで走行安定性と乗り心地の向上も図られています。

エンジン仕様、PHEVともに静粛性の向上も追求されているそうで、一段と上質なSUVに仕上がっているそうですから、ミドルサイズSUVでの存在感が増すことは間違いないでしょう。

■三菱アウトランダー&アウトランダーPHEVがビッグマイナーチェンジで迫力ある顔つきに
https://clicccar.com/2015/06/17/312411/

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる