500
イタリア車の中でも有名なクルマと言えば、アニメ「ルパン三世」の劇中にも登場したことでも有名な「フィアット・500(チンクエチェント)」です。
現行型も愛嬌あるルックスと3545×1625×1515mmというコンパクトなボディを継承し、運転しやすい点でも人気です。
インテリアもポップな雰囲気でまとめられており、そのカジュアルさは性別や年齢を問わず、多くの人を魅了しています。
この小さなボディに収まるエンジンは、1.2L 直列4気筒に加えて、0.9L 直列2気筒ターボエンジン「ツインエア」も用意。排気量は小さいですが、わずか1900rpmで最大トルク145Nmを発生させ、独特なビート音を奏でながら小柄なボディを軽快に動かします。ちなみに燃費は24.0km/Lを達成。
そんな「フィアット・500」をベースに、さらにオープンエアの爽快感を身に付けたのが「500C」です。
ルーフに備わるキャンバストップは、通常のオープンカーとは違い、開閉幅を自在に調整できます。しかも、幌の色はアイボリー、レッド、ブラックの3色から選べます。
また、「フィアット・500」の軽快な走りを、さらに際立たせた高性能モデルである「アバルト・500」も目が離せません。
エクステリアとインテリアが、よりスポーティな装いとなるだけでなく、エンジンの排気量は1.4Lへとアップ。スポーティな味付けのサスペンションと相まって、キビキビとした走りに磨きが掛けられています。
これまでは5速MTのみでしたが、ATモード付き5速シーケンシャル仕様も追加設定。AT限定免許の方でも、刺激的な走りを堪能できます。