ホンダが抜擢した新型S660の開発責任者は、20代のカーガイだ!

■ステアリングとシフトノブは、初代NSXと同じポジションを実現

S660のオープンボディは、徹底的に形状をシンプル化した「一線入魂ボディ」で高剛性を確保。また足回りは4輪ストラットを採用すると共に、前後異径のアドバンネオバを組み合わせています。エンジンはミッド搭載で、86/BRZ同等の低重心と前後重量配分45対55を実現。ターボ径を小型化してレスポンスを向上させると共に、ブローオフの「プシュー」音を積極的に演出しています。

また新型S660は、運転姿勢を最優先したパッケージングを追求。ペダルはオフセットすることなく均等に配置すると共に、ステアリングとシフトノブの位置関係は初代NSXと同じ寸法としており、最高峰のスポーツカーと同ポジションを実現。ヒップポイント地上高は、コペンや86/BRZより更に65mmも低い335mmで、まさしく地を這うような痛快ハンドリングが実現したのです。

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(拓波幸としひろ)

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