■このクルマは本物のスポーツカー、最優先は痛快ハンドリング!
新型S660・開発責任者の椋本LPLは、現在26才のカーガイ。「小さい頃からクルマ好きで、漫画人物伝”本田宗一郎”を読んで感動しました。」「愛車のS2000は、未だに乗せて頂いている感が強いですが、通勤でMTのシフトが決まると、まるでバッティングセンターでカキーンと芯に当たったような快感があります。スポーツカーは楽しいんです。」と聞けば、等身大のホンダ&スポーツカー愛がヒシヒシと伝わってきますヨ。
開発では「このクルマは本物のスポーツカー、最優先は痛快ハンドリング」という基本方針を全員一致で決定。ワイガヤで徹底して性能を追求した結果、Nシリーズとの共有部品はエンジンとCVT程度にとどまり、ほとんどが新開発になりました。6MTまで新開発というのも素晴らしい! そのため主力工場で生産できず、工場探しから始めたとのこと。まさしく新型S660は、妥協を許さない若きホンダマンの情熱の産物なのです。