1950年代から60年代にかけて活躍していたオート三輪車、ダイハツ「 ミゼット(Midget)」似の超小型EVが8日、国交省の型式認可を取得したそうです。
「エレクトライク」と称する同車を開発したのは神奈川県川崎市のEVベンチャー、「日本エレクトライク」社。
同社は日本で16番目の自動車会社となり、1996年に「ゼロワン」の型式認定を取得した富山県の光岡自動車に続く自動車メーカーが19年ぶりに誕生したことになります。
日経新聞によると、同社を興した松波社長は元自動車メーカー出身の技術者と共に三輪自動車の復権に向けて改良を重ねたと言います。
同車の最大の特徴はバッテリー搭載による低重心を活かした安定性の良さ。
かつてのオート三輪車はコーナーリング時に後輪が浮き上がり易く、安定性に欠けていたことから後に四輪車にバトンタッチすることになる訳ですが、「エレクトライク」は三輪ながらも安定性抜群。