1.5Lターボでも新型ステップワゴンは「走る」のか?

新型ステップワゴンのL15Bエンジンは、DOHC化され、小径タービンやデュアルVTC(バルブタイミングコントロール)の採用など、今後幅広いモデルに展開されるはずで、小排気量化とパワー(トルク)の両立という課題を克服する期待のエンジン。組み合わされるトランスミッションは、トルクコンバーター付のCVTです。

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人気の「ステップワゴン・スパーダ」で約1700kg、ノーマルの「ステップワゴン(FF)」でも1650kg〜1670kgありますから(ともにFF仕様)、「大きい排気量ほど走る」という排気量信仰を持っている人ほど不安や興味を抱くはず。

品揃えがミニバンやSUV、軽自動車中心になっているとはいえ、ホンダが出す新型ステップワゴンですから「走らない」わけはありません。

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出だしからスムーズで力強く、「お!」と思わせるには十分なスタートで、150ps/5500rpm、203Nm/1600-5000rpmのパワー、トルクは高速道路までシーンを問わず日本の日常域なら不足を感じさせません。

しかも、ターボラグをあまり感じさせず、中〜高速域では少し先の細さを感じさせるのも全開加速をした時で、そこまでアクセルを踏み込まなくても高速道路の流れをリードすることができます。

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街中や山道でも、実質的には1540rpmから最大トルクを発揮する(カタログ表記上は1600rpm〜)だけあって力強く、「2.4L NAエンジン並のトルク」という謳い文句は誇張ではない印象。

あとは気になる燃費ですが、最高で17.0km/LというJC08モードに対して実用燃費でどれくらいになるのか。機会があればご報告したいと思います。

(塚田勝弘)