4代目ロードスターの徹底した軽量化「グラム作戦」はここを見ればわかる!

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素材置換による軽量化が大技だとすれば、「グラム作戦」の本領発揮といえる細部へのこだわりを象徴するポイントは、溶接部分にあります。

発表会において、ボディパネルの溶接箇所において不要な鉄板を波型にカットしている様子が紹介されましたが、これこそギリギリまで重量軽減を狙った工夫で、まさに「グラム作戦」で知恵を絞ったことがうかがえます。

また、各部に開けられた「重量軽減穴」も見逃せません。リヤサスクロスメンバーに開けられた穴も、そうした工夫のひとつです。

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大きなパーツから、見えない部分まで、徹底した「グラム作戦」=軽量化を実施することで、新型ロードスターは最軽量グレードで990kgという車重を実現したというわけです。 

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(人物撮影:小林和久 文:山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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