自車位置表示と「ドライブカメラ」搭載モデルを含む新型「Gorilla」が発売

「ゴリラ」は米国のGPSに加えて、準天頂衛星「みちびき(日本の宇宙航空研究開発機構がGPSを補助/補強する目的で実証実験を進めている衛星測位システム)」、ロシアの「グロナス(ソ連邦・ロシア政府によって打ち上げられた衛星測位システム。24基の衛星で全世界をカバー)」衛星受信に対応した、トリプル衛星受信とジャイロ搭載で対応。

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さらに、「CN-GP757」、「CN-GP755」、「CN-GP750」では衛星、ジャイロセンサーに加えて、オプションのOBD2アダプターにより、車両から取得された速度情報を自車位置測位に活用し、測位衛星が長時間受信できないトンネル内でも高精度な自車位置測位を実現。

16GBのSSDに、3月7日開通の大井JCT〜大橋JCT間を含む首都高速中央環状線全線をはじめ、2015年3月に開通済みの全国主要高速道路を収録するなど、大容量のデータを収録しています。

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また、「CN-GP757VD」には、エンジン始動に連動し、車両前方の交通状況やドライブ中の美しい風景を高画質で常時録画できるドライブカメラ機能も搭載されています。

エンジン始動に連動し、車両前方の交通状況や風景を自動で常時録画できるもので、毎秒27フレーム(高画質モード)/13.5フレーム(標準画質モード)の撮影により、一般のカメラでは撮影困難なLED式交通信号のカラー映像も鮮明に録画など、ドライブレコーダーとしてももちろん使えます。

AVではワンセグに対応し、「CN-GP757」はSDカード経由で楽曲や動画再生に対応するほか、パナソニックのホームページからアプリをダウンロードして、SDカードでインストールすれば、「ジオタグ変換」や「地点登録用KML変換」などがナビで使用可能。

価格はすべてオープンですが、「CN-GP757VD」の店頭予想価格は7万5000円前後、「CN-GP755VD」が6万5000円前後、「CN-GP750D」は5万5000円、「CN-GP550D」が4万円前後となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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