ホンダ新型NSX画像ギャラリー ─ マルチマテリアルボディとハイブリッドシステム

ホンダのフラッグシップ・スーパースポーツとして2015年の発売が期待されるNSX。アメリカではアキュラ・ブランドで販売されるモデルのメカニズムについて、生産拠点もあるアメリカホンダから透視図などの情報が公開されています。

NSXの伝統に基づきミッドシップに置かれるエンジンについては、縦置きのV6ツインターボでバンク角75度、ドライサンプ方式といった内容は公表済みですが、今回の発表により排気量が3.5リッターであることが明らかとなりました。

NSX_Rear_Direct_Drive_Electric_Motor___Engine_Slice

公開されている画像からはタービンにつながるエキゾースト系は、ヘッド内で集合しているタイプであることも見て取れます。

また、リヤを駆動するモーターはエンジンとトランスミッションの間に置かれることも判明しました。レジェンドなどではDCTの外側にモーターを置いていますが、NSXはそうした横置き系のハイブリッドとは異なるレイアウトになっているわけです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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