マツダ・ロードスター
日本が世界に誇るオープンカーといえば、真っ先に名が挙がる「ロードスター」。まもなく登場する新型も注目株ですが、価格は249万4800円~と予算オーバー気味。そこで、
1998年~2005年にかけて販売された二代目ロードスター(通称:NB)はいかがでしょうか?
新型も目指したほどの走りの良さを誇る初代ロードスター(1989~1998)をベースに、サスペンションの設定が見直されたほか、ボディにも補強が施されたことで、その走りの安定感に一段と磨きが掛けられています。
車両価格も100万円を下回るものが多く、手軽にスポーツドライブを楽しみたい方にはピッタリの1台です。
三菱・ランサーエボリューション
今月発売された1000台限定の「ファイナルエディション」を最後に、1992年から続く歴史に終止符を打つ「ランサーエボリューション」(通称:ランエボ)。WRC(世界ラリー選手権)への参戦を目的に開発されたモデルとしても有名です。
4ドアセダンのボディには、250psを優に超える圧倒的なパワーを誇るエンジンを搭載。そのパワーを余すところなく路面へ伝えるために4WD機構を採用するなど、卓越した走行性能で多くのファンを魅了してきました。
そんなランエボの中でお手頃な価格となりつつあるのが、2001年に登場した「ランサーエボリューションⅦ」以前のモデルです。
スバル・インプレッサ WRX STI
“ランエボ”と並んで、国産スポーツカーの雄として高い人気を集めているのが「インプレッサ WRX STI」です。世界ラリー選手権(WRC)でも互いに鎬を削った好敵手といえる一台。
現在のスバルを象徴する水平対向エンジンを搭載し、低重心と優れたバランスを実現。コーナーでのロールが抑えられ、安定した姿勢で駆け抜けることができます。さらに、どんな悪路でもその走りを盤石なものとするために4WDが組み合わされます。ボクサーサウンドと呼ばれるドロドロとした重低音も健在。
1992年~2011年まで続いた「インプレッサ WRX STI」の中でも2007年以前のモデルが比較的手が届きやすくなっています。
(今 総一郎)