トヨタ自動車の場合、前期に研究開発費で1兆円、設備投資に1兆500億円を投じるなど、期を経る毎にその規模を拡大しており、潤沢な手元資金を活用して株主にも多額の資金を割り当てています。
前期における純利益は過去最高の2兆1,300億円に達する見込みで、配当総額がその3割とした場合6,300億円以上になると予想され、これに「自社株買い」の3,600億円を加えると、株主への総還元額は1兆円規模(利益還元率47%)となる見込み。
このように自社株買いにより企業の収益性を測る指標である株主資本利益率「ROE」(純利益/株主資本)を高水準で維持することが可能となり、投資家からの信頼を高める結果に繋がるという訳です。
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