参考出品車のインフィニティ「Q70L Bespoke(ビスポーク)エディション」を披露

「Q70L ビスポークエディション」は、今回中国で初披露される「Q80インスピレーション」と「Q60コンセプト」のラグジュアリーで精巧なインテリアデザインが踏襲されています。

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細部にまで技巧を凝らしたキャビンは、中国市場で受けそうな広々とした室内空間が特徴です。

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上質な白いキルティングレザーに包まれたバケットシートを採用した同車は、「Q80インスピレーション」、「Q60コンセプト」の細部に至るまで作り込まれたインテリアを量産車に適用したインテリアデザインスタディ・モデル。

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「Q70L」は中国において、高級感のあるインテリアだけでなく、より広々とした室内空間と多用途性を訴求してきましたが、インフィニティでは今回、「Q70L」の室内をより温かみがあり、心地良い空間へと変更。

ホイールベースを150mm伸長したことにより、 後部座席の足元空間を拡大し、リヤシートはより深みと広さを実感できる、プレミアムな乗り心地を提供するそうです。また、すべてのシートにクッション性のある贅沢なキルティングや柔らかく滑らかな人工皮革ウルトラスエード、上質な手触りのサドルレザーなどを採用。

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エクステリアでは、「Q60コンセプト」で初めて採用された「アークティック・アルミニウム」のボディカラーが採用され、同車の伸びやかでエモーショナルなラインが強調されています。液体金属のような輝きを放ち、金属表皮のようにボディを包み込む新しいコーティングにより、まるで硬いアルミの塊から削り出して作りあげられたかのような仕上がりになっています。

リヤビューでは、テールランプデザインにより流れる様な水平なラインが描き出されています。リヤバンパーをスリムにし、トランクリッドのトップラインをフラットにすることで、より低重心に見えるように工夫されているそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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