「力強く躍動感に満ちたエクステリア」を謳うシビックコンセプトは、大開口のフロントマスクや大型のリヤスポイラーが目を惹きますが、テールランプやドアミラーのデザインなど、デザインスタディらしい提案が随所に散りばめられています。
プラットフォームは新規開発され、北米市場にはクーペやセダンに加えて、デザインはどうなるか分かりませんが、欧州と同様に新たに5ドアを投入するそうです。
エンジンは、新世代パワートレイン技術である「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」のひとつであり、北米では初となる「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用。
組み合わされるのは6速MTのほか、新開発のCVTも設定され燃費向上にも寄与するとのこと。なお、北米向けでCVTは嫌われそうな印象ですが、某自動車メーカーの方に伺うと、北米でCVTはNGというのは思い込みのようです。
なお、北米向け次期シビックのデザインと開発は北米を中心に行われ、セダンとクーペは米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で、5ドアは英国・スウィンドン工場で生産されます。
(塚田勝弘)