ホンダが1ヵ月から11ヵ月までの中古車のサブスク「Honda Monthly Owner」の全国展開をスタート!

■ウインタースポーツなどの趣味や福祉車両まで、多様なニーズに応える

新車の納期が長引き、中古車の引き合いが多くなっているという一部報道が見受けられます。

リースやサブスク、カーシェアリングなど、保有と利用の垣根が低くなり、単身赴任や地方への進学など、ニーズによって使い分けるケースも増えているようです。

また、新車だけでなく中古車のリースやサブスクなどを提供するサービスも徐々に増えています。

Honda Monthly Owner
まさに1か月からオーナー気分に浸れる!? 「Honda Monthly Owner」

そんな中、ホンダはこのほど、中古車サブスクリプションサービス「Honda Monthly Owner(ホンダマンスリーオーナー)」の展開エリアを全国47都道府県、378拠点に拡大しました。

ホンダが展開する「Honda Monthly Owner」は、所有する喜び(所有権はユーザーには移らない)、利用の気軽さを両立させたという、国内自動車メーカー唯一のサブスク。

1ヵ月単位で利用可能なモビリティサービスとして、国内自動車メーカー唯一となっています。1ヵ月単位で最長11ヵ月まで利用可能なサブスクで、もちろんホンダ車が対象になります。

Honda Monthly Owner
「Honda Monthly Owner」の価格の一例

2020年1月のサービス開始以降、約3900名(2022年4月6日時点)の会員登録を集めているそうです。

どういった人が登録しているのか気になるところですが、「ホンダ車に乗ってみたい」といった声をはじめ、複数台の所有、若年層を中心とした「クルマを保有する生活を体感してみたい」など、多様なニーズに対し、最短1ヵ月から利用できる手軽さや 、諸費用込みという料金体系のわかりやすさが支持されているそうです。

大学生などの長い夏休み期間中や、期限が決まっている単身赴任などのニーズも満たしていそうです。

これまでの利用用途では、クルマを保有する生活の体験や、買い替え検討を目的とした試乗が多いそう。ほかにも、通勤・送迎、ウインタースポーツなど季節性のある趣味など、多様な期間限定の用途で利用する方もいるとのことです。

また、コロナ禍での移動ニーズの高まりを受け、公共交通機関やカーシェアリングサービスに代わる移動手段として、同サブスクを使うケースもあるそう。

Honda Monthly Owner
「Honda Monthly Owner」の支払い例

気になる中身は、税金やメンテナンス費用、自動車保険料などがワンパックになっています。先述したように、最短1ヵ月から最長11ヵ月まで、 定額でホンダの中古車を利用できます。

安全運転支援システム「ホンダ・センシング」をはじめ、先進装備を搭載した車両や、車いすをご利用の方の移動をサポートする「車いす仕様車」なども用意されています。

今回の全国展開は、クルマのサブスクがさらに拡大するという読みから、すでに展開されている都道府県における拠点数、車両数の拡充が行われます。

Honda Monthly Owner
「Honda Monthly Owner」を利用している方の声

日本全国で同サービスが使えるようになり、「Honda Monthly Owner」をはじめ、ホンダの製品をより気軽に体感してもらえるサービスを通じて、自由で楽しい移動の喜びを提供したいとしています。

一度じっくり乗ってみたいホンダ車があったなど、気軽に使えるのが同サービスの魅力です。

塚田 勝弘

【関連リンク】

Honda Monthly Owner
https://www.honda.co.jp/monthlyowner/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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