「レンジローバー」ブランドといえば、オンロードの快適な乗り味に本格的なクロカン系4WDであることを忘れてしまいそうですが、そういえばその本領が発揮されるのはこうした雪上などの悪路だった! と思い出させてくれる雪上試乗会でレンジローバー・スポーツとイヴォークを味わってきました。
試乗車のタイヤは欧州でお馴染みのウインタータイヤで、スタッドレスよりもやや滑りやすいという注意もありましたが、最初に乗ったレンジローバー・スポーツは「テレイン・レスポンス2オート」を「オート」にしておけば、今回の試乗ステージである圧雪路やシャーベット状の路面、タイヤ片側だけほぼドライで、片側が圧雪もしくはシャーベット状といったさまざまな路面状態で「何事も起こらず」走破してくれます。