さて、今回SUBARU XVに改めて乗ってみて、CX-3との大きな違いを紹介すると、後席の居住性に無視できない差が感じられます。
175mm全長の差はとくにリヤシートの足元空間に表れていて、Bセグメントのハッチバック並のCX-3に対し、インプレッサをベースとするSUBARU XVからはこぶし1つ分ほどの余裕が感じられます。
さらに、CX-3の後席座面はややフロアからの高さが低めで、身長171cmの筆者にとってはXVの方がしっかりとした姿勢で座ることができます。
また、CX-3は後席左右席を中央寄りにオフセットすることで、会話しやすい空間作りなど従来とは違ったアプローチをしている分、横方向のゆとりもXVの方がかなり大きい印象。
荷室容量はSUBARU XVが344L、CX-3がサブトランクを含めて容量350Lですからこちらは大差ないでしょう。
そのほかでは同じ1550mmという全高ながら、ロードクリアランスはXVが200mm、CX-3はSUVとしては低めの160mmで、悪路でのロードクリアランスを重視するなら確認したいポイント。
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(塚田勝弘)