将来の展望としては、ラインナップを一新を考えていると語りました。シャシーも新開発を行い、アストンマーティン自社開発のV12気筒エンジンに加えて、AMGとの共同開発を行っているV8エンジン。そして環境性能を高めた次世代のエンジンを開発しているそうです。
アンディ・パーマー氏と新たにアジア・パシフィックのリージョンマネージャーに就任したパトリック・ニルソン氏が並んだ質疑応答では、アストンマーティンは古いクルマの修理を現在は行っているが、今後も継続してくれるのかという質問に対して、アンディ・パーマー氏は継続していくことを約束するなど、クルマを愛するカーガイらしさを見せてくれました。
記者会見場には「Innovation is GREAT〜英国と創る未来」という英国政府による国際マーケティング・キャンペーンのサポートカーとして世界で1台だけ製作された、カスタムメイドの4ドア4シータースポーツのRapide Sが展示されました。
このクルマは「GREAT」をテーマに、アストンマーティンのパーソナライゼーションサービスであるQ by Aston Martinによってユニオンジャックのエンブレムやブルーの本革シートなど様々な専用装備が施されています。
しかもこのクルマの最終チェックをアンディ・パーマーCEO自ら行ったというサイン入りのエンブレムがエンジンルームに装着されています。このクルマは、2015年を通じて世界中の「GREAT」イベントで展示される予定だそうです。
(萩原文博)