アストンマーティンCEOとしてアンディ・パーマー氏が語った未来とは?

003 004

将来の展望としては、ラインナップを一新を考えていると語りました。シャシーも新開発を行い、アストンマーティン自社開発のV12気筒エンジンに加えて、AMGとの共同開発を行っているV8エンジン。そして環境性能を高めた次世代のエンジンを開発しているそうです。

アンディ・パーマー氏と新たにアジア・パシフィックのリージョンマネージャーに就任したパトリック・ニルソン氏が並んだ質疑応答では、アストンマーティンは古いクルマの修理を現在は行っているが、今後も継続してくれるのかという質問に対して、アンディ・パーマー氏は継続していくことを約束するなど、クルマを愛するカーガイらしさを見せてくれました。

005 006

記者会見場には「Innovation is GREAT〜英国と創る未来」という英国政府による国際マーケティング・キャンペーンのサポートカーとして世界で1台だけ製作された、カスタムメイドの4ドア4シータースポーツのRapide Sが展示されました。

このクルマは「GREAT」をテーマに、アストンマーティンのパーソナライゼーションサービスであるQ by Aston Martinによってユニオンジャックのエンブレムやブルーの本革シートなど様々な専用装備が施されています。

010 011 012 015

しかもこのクルマの最終チェックをアンディ・パーマーCEO自ら行ったというサイン入りのエンブレムがエンジンルームに装着されています。このクルマは、2015年を通じて世界中の「GREAT」イベントで展示される予定だそうです。

(萩原文博)

 

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる