世界100台限定! アストンマーティン「Vantage GT3スペシャルエディション」は600ps!

エンジニアリングが抜本的に見直されただけでなく、スタイリングも変更されており、その名のとおりGT3マシンにインスピレーションを受けたスペシャルエディションは、ヴァンテージ・ファミリーでももっとも低く、もっともワイド。

フロント、リヤともにトレッドが拡大したことにより、左右方向の荷重移動が少なくなり、コーナリングフォームがいっそう安定しています。

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タイヤはミシュランの「Pilot Super Sport」で、既存モデルを上回るハンドリングを実現しているそう。

エクステリアとインテリアにカーボンファイバーを多用し、大型リヤウイングや存在感十分のフロント・スプリッターなどのサーキット走行を重視した空力パッケージも特徴で、先進のモータースポーツ直系デザインをまとう「Vantage GT3スペシャルエディション」は冒頭で紹介したようにまさにロードゴーイングマシンに仕上がっているわけです。

また、大きく張り出したカーボンファイバー・フロントウイングをはじめ、カーボンファイバー・ボンネット、レース直系のリチウムイオン・バッテリー、カーボンファイバー・ドアケーシング、カーボンファイバー・ルーフ(オプション)、軽量ポリカーボネート・リヤウィンドウ(オプション)、リヤクォーター・ウィンドウ (オプション)などの軽量素材の採用により、車両重量は1565kgに収まっています。

「Vantage GT3スペシャルエディション」は、3月のジュネーブモーターショーで一般公開され、納車は2015年第3四半期から始まる予定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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