「フェアレディZ」をはじめ、多くの日産車をダットサンブランドとして米国に広めたことで知られる片山 豊氏が2月21日に亡くなりました。(享年105歳)
静岡県浜松市出身の片山氏は慶應義塾大学を経て、1935年に親戚で事業家の鮎川義介氏が操業した日産自動車に入社。
販売課を経て総務課配属となって宣伝業務を担当すると、当時の宣伝手法とは一線を画したクルマの有るライフスタイルを提案、時代を象徴するスターをCMキャラクターに起用するなど、異業種とクルマを融合させた現在の「コラボレーション」手法をいち早く採用して日産車をスマートにアピール。