マツダ・CX-3「発売前」に試乗しました!

今回試乗したのは、最上級グレード「XD Touring L Package」のATモデル、駆動方式はAWDです。ちなみにすこし前までマツダは四輪駆動モデルを「4WD」と表記していましたが、今後は「AWD」と表記していくのだそうです。「オール・ホイール・ドライブ」ってわけですね。

えっ、誰ですか? 「マツダのAWDはシンプルなタイプだから性能がイマイチ」なんて言ってたのは。

雪の上で乗ってみたらそんな噂はウソだとよくわかりました。雪道を走るには素晴らしい性能じゃないですか。

なにがいいって、スタートしようとアクセルを踏んだ瞬間から、反応遅れなく後輪にもトルクが伝達され、スリップすることなくしっかりと前へ進んでいくこと(スリップを検知してから4WDに切り替わる一般的なオンデマンド型の4WDではこうはいきません)。オンデマンド型の4WDというより、常に4つのタイヤへトルクを割り振るようなフルタイム4WDのような安定感と安心感を持っているんです。

間違っても「なんちゃって4WD」なんて言ってはいけません。

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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