「買い取り価格から見た」買いのSUVは何?

続いてはCX-3の登場でさらに注目が集まるコンパクトSUVです。新車登録台数ではヴェゼルがトップでしたが、残価率も約64.9〜69%で圧倒的です。やはり人気の高いクルマは残価率も高いようです。

ヴェゼル XV

そしてフォレスター同様に運転支援システム、アイサイトを装着したXVが残価率61.7〜65.6%と高いリセールバリューを見せています。ハイブリッドならばこのガソリン車より高い残価率になるのは間違いないでしょう。そして、日産ジュークの残価率は約50.8〜55.9%です。これはモデルライフがほかの車種に比べて長いというのが大きく影響しています。同じジュークでもNISMOや1.6GTといったモデルならば、他のクルマにない魅力があるので、残価率はアップするでしょう。

日産ジューク ジュークニスモ

コンパクトSUV

売却時に高い買取価格を期待するのならば、人気車を選び、サンルーフといった人気の高いオプション装備を装着することをオススメします。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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