ベンチャー界の「アイアンマン」は火星移住実現を目指す?

日経新聞によると、その同氏が次に目指しているのが火星に移住するためのスペースコロニーを建設することなのだとか。

 

一見、無謀にも思える構想ながら、その一方で本当に実現してしまいそうなだけに世界中から注目が集まっているようです。

既に再使用型ロケット「ファルコン9」の数度の打ち上げテストにも成功しており、無人宇宙船の「ドラゴン」は民間初の国際宇宙ステーションへの貨物輸送に成功。

SPACE_X(出展 SPACE X)

昨年9月には「ドラゴン」の有人飛行に向けたNASAとの大型契約も獲得するなど、着実に実績を積み上げています。

マスク氏の哲学は「世界に役立つ事をすること」であり、昨年6月にテスラのEVに関する200件の特許を無償開放したのも環境負荷が少ないEVの世界普及を願ってのことと言います。

 

同氏が次に火星移住計画に力を入れているのも、温暖化や天変地異など、地球上に住む人類に迫る危機への対応に向けたもの。

こうしたスケールの大きい独創的な発想と、その実現に向けた並々ならぬ執念こそが「アイアンマン」のモデルになった所以とも言えそうです。

■テスラ・モーターズ Webサイト
http://www.teslamotors.com/

■スペースX Webサイト
http://www.spacex.com/

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 (Avanti Yasunori) 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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