フェラーリ「Ferrari488 GTB」画像ギャラリー ─ 308GTBがモチーフ?

エクステリアのポイントは彫刻的なサイドビューで、大型エアインテークは、オリジナルの「308GTB」を意識されていて、スプリッターによって2分割されています。

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また、ワイドなフロントスポイラーは、両サイドに配置されているラジエータの熱効率を追求したダブルプロファイル構成を採用。

センターでは、ディフレクターとの一体化が図られた2つのパイロンがフラット・アンダーボディへの気流を促進させます。

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低く構えたリヤまわりも広範囲にわたってエアロダイナミクスが追求されており、革新的なブロウンスポイラーは、空気抵抗を増やすことなくダウンフォースを獲得するデバイスで、可変フラップを備えたディフューザーと一体で機能するのも特徴です。

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さらに、ディフューザー・エリアの高さを確保するために、エグゾースト・テールパイプのレイアウトも見直されていて、円形のLEDテールライトもまた新デザインになっています。

また、エアロダイナミクスも高効率になり、フェラーリの歴代プロダクション・モデルの新記録となる1.67という数値を達成。これは旧モデルよりも50%強化されたダウンフォースおよび空気抵抗削減による結果とのこと。

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ダブルフロントスポイラーをはじめ、ベースブリード・サイドインテーク、リヤではブロウンスポイラーを備えたアクティブ・エアロダイナミクスなど、いくつかの革新的な技術を搭載し、エアロダイナミック・アンダーボディにはボーテックス・ジェネレーターが装備されています。

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インテリアでは、新しいサテライトコントロールクラスターをはじめ、効果的な角度に設置されたエアベント、インパネをシームレスに統合したキャビンが印象的で、コックピットを完全にドライバー中心に設計するというコンセプトを強調。

明確にキャビンを2分割するダッシュボード&センタートンネルをはじめ、マルチファンクションステアリングホイール、コントロールスイッチ・ブリッジ、ラップアラウンドシートなど、クラシック・フェラーリのデザイン要素が随所に織り込まれています。

インフォテイメント・スクリーンに表示されるグラフィックやインターフェイスも新たにデザインされているほか、車両のキーは搭載されるエンジンのシリンダー角度をモチーフとした遊び心のある新意匠で、キーレススタートにも対応しています。

■V8フェラーリの新型モデルの「Ferrari488 GTB」を公開【ジュネーブモーターショー2015】
https://clicccar.com/2015/02/04/291938/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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