新型ロードスターのインテリアは人とクルマとの一体感を強調

昨年開催された「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN」でも強調されていたのは、「クルマの内と外の境を感じさせない」デザイン。ボディパネルがドアトリムまで回り込んできているような、包まれ感のある造形が強く意識されています。

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さらに、運転席からはドアトリム上部からフロントフェンダーの頂点へと伸びる線が目視できることで人とクルマの一体感を強調。

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インパネは、同軸上に配されたタコメーターと小径ステアリング、メータークラスターの左右に完全対称で配された、3つの丸型ルーバーなどにより、横方向を意識させるスポーティな意匠になっているのも印象的。

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また、エアコン用ダイヤルも3つ配置するなど、ルーバーとの統一感も抱かせます。さらに、ステアリングやドアトリム、シートなど随所に配された赤いステッチもスポーティムードを盛り上げています。

操作系では最新のマツダ車らしく「マツダ コネクト」を搭載。初出から着実にアップデートされている通称「マツコネ」ですが、日本メーカー製の地図や自車位置の改良など、CX-3や大幅改良を受けたCX-5、アクセラのように改良されているのは間違いなく、市販時にはさらなるアップデートも期待したいものです。

■マツダ「新型ロードスター」発売は2015年6月以降を予定、先行予約検討も【東京オートサロン2015】
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■新型マツダCX-3、マツダ・ロードスターを東京オートサロンで初公開!
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■新型マツダ・ロードスターのエクステリア・デザインへのこだわりとは?
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 (塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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