でも、本当にマイカーへのハードルは高いのでしょうか?実は、ちょっとした工夫でそのハードルを超えられるのです。
その工夫とはズバリ、ケータイの定額プランのように1ヶ月間でクルマに掛けるお金に上限を決めてしまうことです。
調査によると、新成人がカーライフそのものにかけられる平均額は1万8656円とのこと。その内訳は不明ですが、例えばガソリンは月のはじめに満タン給油して、翌月まではそれでやりくりするといった感じです。また、保険も乗る時だけ入れるものにすれば維持費をさらに抑えられます。
大学生の頃からクルマを維持しているワタクシの経験から言うならば、ガソリン代や保険代をはじめ、自動車税や車検さらにタイヤなど消耗品への積立てを含めても、実は3~4万円/月ほどで大抵のクルマは維持できてしまうのです、スポーツカーや輸入車といった大人も憧れるモデルでさえ。
「社会人として働きはじめたら」とか「家族ができて必要になったら」と距離を置きたい気持ちも分からなくもないですが、気力と体力そして時間を武器にクルマで色々な場所を訪れるといったような楽しみ、つまりは“クルマに抱いているポジティブなイメージ”の恩恵を存分に味わえるのはまさにこの瞬間をおいて他にないかもしれません。
最初のうちこそ運転は怖いかもしれませんが、それも数をこなせば自然と上手くなっていくものです。“クルマ離れ”ではなく“クルマ場馴れ”してみませんか?
(今 総一郎)