ハイブリッドカーの燃費を1割改善する次世代半導体をトヨタが公道テスト

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2015年2月からはじまる公道テストでは、高速走行、市街地走行、渋滞等などリアルワールドでの走行条件において、SiCパワー半導体搭載による燃費向上効果を検証していく予定となっています。

また、すでにSiCパワー半導体を搭載したクルマは公道を走っていて、乗ることができるといいます。

それが、既報の燃料電池バス。

2015年1月9日から期間限定で、豊田市内の路線バスとして営業運行している燃料電池バス(FCバス)は、燃料電池からの電圧を制御するFC昇圧コンバーターにSiCダイオードを搭載しているということです。

 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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