スバル独自の、ステレオカメラを使ったプリクラッシュセーフティ&運転支援システム「アイサイト」。2014年11月のビッグマイナーチェンジにより、ステレオカメラをカラー化、アイサイトver.3へと進化したインプレッサとSUBARU XVが、その安全性能を高く評価されました。
国土交通省 と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)による予防安全性能アセスメントにおいて、評価点で満 点となる40点を獲得したのです。すなわち、最高評価である JNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されたのです。
ちなみに、予防安全性能アセスメント40点満点の内訳は、衝突被害軽減制動制御装置(いわゆる自動ブレーキ)が32点満点で、車線逸脱 警報装置(車線はみ出し警報)は8点満点で試験を行ないます。
そして、合計得点が2 点以上で「先進安全車(ASV)」、12 点以上ならば「先進安全車 プラス(ASV+)」として選定されるという仕組みです。
とはいえ、スバルの2台は、そうしたギリギリの合格点ではありません。
前述の通り、インプレッサとSUBARU XVは40点満点で、「ASV+」に選定されているのです。
なお、 過去に試験されたスバル車は、アイサイトver.3を搭載する、レヴォーグ、WRX S4、レガシィアウトバック&B4において40点満点の評価を受けています。そのほか、アイサイトver.2でも、フォレスターが39.9点、SUBARU XVハイブリッドが39.3点と高得点。すべてのアイサイト搭載モデルが、「ASV+」に選定されるという安定の実力を見せています。
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(山本晋也)