最初にインド向けのモデルから投入されたスズキの2ペダルMT「AGS(オートギヤシフト)」は、日本では昨年夏に軽トラックのキャリイに搭載されています。
MTをベースにシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを採用したもので、ほかのシングルクラッチ式の2ペダルMTと異なり、「P」レンジやクリープ機能のほか、ヒルホールドコントロールも備わっています(ただし、坂道ではパーキングブレーキを使うようにドアに注意書きがあります)。
AGSは構造的にシンプルで重量増、コストアップを抑制できるのもメリットです。