新型レクサスRCが目指したのは、サーキットを走り回れるプレミアムクーペ!

■理想のカタチは”カッコいいクルマ”、あるべき姿は”FRで走りの楽しいクルマ”

開発責任者の草間CE(チーフエンジニア)は、「材料をいかに料理するか」という従来の手法では、魅惑的なクルマを造れないと判断。そこで最初に理想を具現化した実物大のクレイモデルを掲示し、「カッコいいクルマを造ろう!」と宣言しました。既存の枠組みを超えて、理想のカタチを実現するクルマ造りを目指したのです。

走りにおけるあるべき姿は「FRの楽しい走り」。草間CEが「目指したかった走りは、もっと上のポルシェやジャガーFタイプ」とコメントする程で、開発当初はサーキットでグイグイ曲がっていくようなクルマだったとのこと。プレミアムクーペに相応しい快適性を織り込むまでに、思い切り走行性能に振った開発プロセスだったようです。

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