2014年のWEC(世界耐久選手権)はトヨタがドライバーズ&マニュファクチャラーズのダブルタイトルを獲得して終了していますが、2015年シーズンに向けて各社は始動しています。
2014年から最高峰であるLMP1クラスに参戦、最終戦では初勝利もあげたポルシェは、2014年同様「919ハイブリッド」の名前はそのままに、レベルアップした新車を投入。1月18日にはアブダビでテストを行ないました。
2.0リッターV型4気筒エンジンとフロント駆動モーターというハイブリッドシステムの大枠は守りながら、第二世代へと進化したポルシェ919ハイブリッド。
サーキットテストの始まりは、すなわち2015年シーズンの激しい戦いの幕は切って落とされたということを意味しています。そして、今シーズンもアウディ、トヨタとの激しい三つ巴戦が予想されています。
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(山本晋也)