エンジンは3.6LのV6ガソリンで、ツインモーターのハイブリッドシステムを搭載し、冒頭で紹介したとおり四輪を駆動します。
直噴のV6 FSIエンジンは、最高出力280ps、最大トルク350Nmを発生し、2つの電気モーターもそれぞれ40kW/220Nm、85kW/270Nmを発揮。
システムの合計出力は360psで、最高速度は209km/h に達し、静止状態から60mph(97km/h)まではわずか6.0 秒で加速するそうです。
また、センタートンネルにエネルギー容量14.1kWh のリチウムイオンバッテリーを搭載することにより、32kmまでなら電気モーターだけで走行することが可能。
さらに「GTEモード」が用意されていて、スイッチをオンにすると、アクセルの反応やギアボックスの変速プログラム、ステアリングの特性がスポーティになり、さらに、加速時には直噴V6 エンジンと電気モーターが協調制御され、システムパワーがフルに発揮されることで、「ハイブリッド=エコ」だけではないダイナミックな走りも楽しめるとのこと。
日本での発売などは明らかになっていませんが、日本でも一定の人気を得ているSUVだけに上陸を期待したいところです。
(塚田勝弘)