フォルクスワーゲンの新しいハイブリッドSUVが登場【北米国際自動車ショー2015】

エンジンは3.6LのV6ガソリンで、ツインモーターのハイブリッドシステムを搭載し、冒頭で紹介したとおり四輪を駆動します。

Volkswagen Studie Cross Coup GTE

直噴のV6 FSIエンジンは、最高出力280ps、最大トルク350Nmを発生し、2つの電気モーターもそれぞれ40kW/220Nm、85kW/270Nmを発揮。

システムの合計出力は360psで、最高速度は209km/h に達し、静止状態から60mph(97km/h)まではわずか6.0 秒で加速するそうです。

また、センタートンネルにエネルギー容量14.1kWh のリチウムイオンバッテリーを搭載することにより、32kmまでなら電気モーターだけで走行することが可能。

さらに「GTEモード」が用意されていて、スイッチをオンにすると、アクセルの反応やギアボックスの変速プログラム、ステアリングの特性がスポーティになり、さらに、加速時には直噴V6 エンジンと電気モーターが協調制御され、システムパワーがフルに発揮されることで、「ハイブリッド=エコ」だけではないダイナミックな走りも楽しめるとのこと。

日本での発売などは明らかになっていませんが、日本でも一定の人気を得ているSUVだけに上陸を期待したいところです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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