東京オートサロンといえば、様々なチューニングやドレスアップを受けたカスタムカーの祭典です。
そして、FRPなど樹脂製パーツによるドレスアップや、カーボン製パーツによる軽量化・空力性能アップは、カスタムカーにとっても欠かせないメニューとなっています。
そんな東京オートサロン2015の開催されている幕張メッセ「国際会議場」でカーボンパーツに関する非常に興味深いセミナーが開催されました。
そのセミナーとは、「MFiテクニカル・セミナー@東京オートサロン Presented by三菱ケミカルホールディングス」。
自動車テクノロジーを楽しもうという視点の「MFi(モーターファン・イラストレーテッド)」の通巻100号を記念して、1月10日に開催されたテクニカルセミナーでは、公開編集会議など様々なプログラムが用意されていましたが、その中に次のような講義もありました。
「自動車用CFRP部品の量産技術がもたらす今後のアフターマーケット ~ オートクレーブ工法からPCM工法へ~」三菱ケミカルホールディングス
登壇されたのは、株式会社チャレンヂ 代表取締役社長の中村敬佳さんと、三菱レイヨン株式会社 複合材料開発センターの秋山浩一さんです。
カーボンというのは、軽くて丈夫という認識はあるけれど、どのように成形するのかよくわかっていないというユーザーから自動車業界で活躍している人までを対象にしたセミナーです。
さて、そもそも「CFRP」とは、「PCM工法」とは何のことなのでしょうか。