レヴォーグS CONCEPTはDITエンジンとMTの初コラボ!【東京オートサロン2015】

東京オートサロン2015 スバルブースのなかでも、特に注目の集まるモデルがSTIが手がけたレヴォーグ「LEVORG S CONCEPT」です。

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昨年のオートサロンでもSTIの手がけるレヴォーグが出展されましたが、今年のレヴォーグはスバルファン待望のMT仕様!これまでレヴォーグにはMTが設定されておらず、メーカーにはMTの設定を熱望する声も多く寄せられていたそうです。

今回出展されているレヴォーグSコンセプトは、新世代BOXER 2.0L 直噴ターボDITエンジン FA20に6速マニュアルの組み合わせとなっています。実はFA20 DITエンジンと6MTを組み合わせたモデルはラインナップには存在せず、スバルファン期待のモデルといえそうです。

現在のスバルラインナップのなかで、MTのモデルはFB16エンジンを搭載するインプレッサ(G4/SPORT)1.6i、1.6i-Lの AWDに5MT、FB20を搭載するフォレスターの2.0i、2.0i-Lに6MT、NAの専用FA20を搭載するBRZに6MT、そして現在唯一のターボ+MTの組み合わせとなるのが、熟成のEJ20ターボを搭載するWRX STIに6MTが設定されているのみとなります。

 

今回出展されているレヴォーグSコンセプトはその名の通り、エンジンには手を入れず、足回りを中心にSTIがライトなチューンを施しているtSシリーズとは異なり、さらなるハイパフォーマンスな仕様となるSシリーズ(最新モデルはWRX STIをベースとするS206)を示唆するものといえるでしょう。

Sの名に恥じないハイパフォーマンス仕様となるレヴォーグSコンセプトはDITエンジンとMTの組み合わせだけでなく、足回りからインテリアに至るまでSTIの”こだわり”が凝縮されています。