新型ミライの販売目標は、年間約400台。日本ではセダン市場が縮小している上に、燃料を補充する水素ステーションも今年の計画でも全国100ヶ所程度に留まるため、チャレンジングな目標だと感じていました。それにも関わらず、既に年間目標をはるかに超える注文が入っているそうです。
人気の秘密は、公用車需要もさることながら、燃料電池車とは思えない戦略的な値付けでしょう。また国策の補助金や減税も魅力ですし、大人4人が過不足なく乗れる実用的なパッケージングも光ります。新型ミライは、世界初の市販FCVでありながら、リーズナブルな価格と充分な利便性を備えて登場したのです。