■同クラスセダンと変わらない実質価格が素晴らしい!
新型ミライの車両価格は、723.6万円。これに国策の補助金が最大約200万円が適用されるため、実質的には500万円台で購入することができます。これは、同クラス高級セダンと同水準なのですね。中身からすれば、車両価格が欧州スーパーカー並みでも不思議ではありませんから、本当に素晴らしいと思います。
グレードは、標準仕様一本。専用カーナビがオプションであることを除けば、快適&安全装備が充実しています。また新型ミライは燃料電池を搭載した「走る発電所」ですから、外部給電機能(オプション)も備えており、災害時には緊急の電気ステーションになりうるのですね。3.11を思い起こすと、新型ミライの開発に込めたトヨタの志が、色濃く伝わってくるようです。
(拓波幸としひろ)