と言っても、前モデルだってそれなりの性能があったはずです。体感できるほどの違いがあるんでしょうか?
というわけで、同じ車種でRV-01とRV-02がそれぞれ装着されたクルマで、比較をやってみました。
まずは、濡れた路面での定常円旋回。一定の速度で円を描くように回ります。最初にRV-01。あるラインに沿って回れる限界が約50km/hでした。
次にRV-02で同じことをやってみます。同じ円に沿って円を描くと、やはり限界速度は50km/h程度。
あれれ? ウェットグリップが上がったというのはこの限界速度が上がったんじゃないんでしょうか。
それからウェットのハンドリングコースで走ってみます。ここでも同じ車種にRV01とRV-02を比べてみました。
こちらでは明らかに違いが出ました。前モデルでは限界を超えるとズルズルズル、と膨らんでどうしようもない感じになるんですが、新モデルでは限界を超えてもなんとか元に戻そうとする努力が感じられます。
なんだか新モデルのほうがウェットでもコントロールができ運転が不安でなく楽しめる感じです。