時速320キロ! キャデラックCTS-Vは世界でもっとも高性能なラグジュアリーカー

そのV8エンジンが想定しているライバルは、BMW Mの4.4リッターV8ツインターボやメルセデスAMGの5.5リッターV8ツインターボといいます。

たとえばメルセデスAMGの5.5リッターツインターボは、最高出力550馬力(北米仕様のE63 AMG )となっていますが、キャデラックCTS-Vは、大排気量スーパーチャージャーにより、ライバルを上回る出力を実現しているのです。

もちろん、燃料噴射は直噴タイプで、燃費性能につながる気筒休止システムも搭載しているV8スーパーチャージャーです。さらに、軽量なチタニウム・インテークバルブを採用するといった先進性もアピールポイントとなっています。

 

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●2016年モデル キャデラックCTS-V 主要スペック
全長:5021mm
全幅:1833mm
全高:1454mm
ホイールベース:2910mm
車両重量:1880kg
前後重量配分:52.7:47.3
乗車定員:5名
エンジン型式:LT4
エンジン型式:ガソリンV8スーパーチャージャー
総排気量:6162cc
最高出力:477kW(640PS)/6400rpm
最大トルク:855Nm/3600rpm
駆動方式:FR
変速装置:8速AT(Hydra-Matic 8L90)
タイヤサイズ:前265/35ZR19 後295/30ZR19
最高速度:200mph(約322km/h)
0-60mph加速:3.7秒

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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