20万円の価値は十分にあるCクラスの「レーダーセーフティパッケージ」

MBC_25

ACCの加減速のフィーリングもさることながら、車線を維持して追従走行をサポートするステアリングアシスト機能は、現状ではベストの部類に入るレベルにあります。

MBC_03MB_C_CLASS_01

システムは、レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラでカーブを含む車線と先行車を認識するもので、軽く手を添えていると「グイグイ」と介入してくる感じ。

もちろん、自動運転ではないのですべてを委ねることはできません。手を離したりステアリングに加わる力が弱すぎたりすると、警告音で警告されますし、10秒以上手放し状態だと機能がオフになります。

MB_C_CLASS_04

こうした安全・快適デバイスがなくても、新型Cクラスは、直進安定性と操縦安定性の高さを両立しているだけに、長距離移動でも疲れにくいというメルセデスに求められる要素をさらにフォローするのが、「レーダーセーフティパッケージ」の魅力。

歩行者検知機能付のプレセーフブレーキや被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システムなど、その充実ぶりと精度からするとぜひ装着したいところです。

■2014年の「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた気になる走りは?
https://clicccar.com/2014/12/17/282485/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる