ドイツ政府がアウトバーン(Autobahn)を利用する「乗用車」の通行を有料化すると発表したことで、欧州で大きな波紋を呼んでいるそうです。
NHKによると、12月17日にドイツ政府が首都ベルリンで開いた閣議で2016年から通行料金を徴収する事を決定したとのこと。
アウトバーンはこれまでドイツ国民への燃料課税や自動車保有課税で建設・維持してきたものの、近隣各国からの交通量増加により、道路周辺の環境対策や補修等で莫大な費用が嵩むようになり、1995年1月より特に利用頻度が高い12トン以上の大型トラックについては既に有料化されています。
料金徴収は車載機と道路に設置したETC受信機による路車間通信方式が採用されており、国外登録のトラックについては車載機の設置義務が無いため、通行券をサービスエリアに備えられた発券機で購入するシステム。