国土交通省が2016年度に導入予定の「ETC2.0」とは?

国土交通省はこうした現状を踏まえ、「道路を賢く使う」視点で先頃「ETC2.0」構想を発表、今後の展開計画を公開しました。

それによると、まず「ITSスポット」(路車間通信用アンテナ設置箇所)や「DSRC」(Dedicated Short Range Communication)等の総称を「ETC2.0」に統一、現在「DSRC」対応車載器向けに提供されている「ITSスポットサービス」についても「ETC2.0サービス」に変更する事を決定したそうです。

ETC2.0

国交省は現行のETCをより高度な運転支援システムに進化させた「ETC2.0」を広く普及させることで、「道路利用者の利便性、安全性を高めるとともに、道路を賢く使うことで、より活力ある社会を実現する」としています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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