国土交通省はこうした現状を踏まえ、「道路を賢く使う」視点で先頃「ETC2.0」構想を発表、今後の展開計画を公開しました。
それによると、まず「ITSスポット」(路車間通信用アンテナ設置箇所)や「DSRC」(Dedicated Short Range Communication)等の総称を「ETC2.0」に統一、現在「DSRC」対応車載器向けに提供されている「ITSスポットサービス」についても「ETC2.0サービス」に変更する事を決定したそうです。
国交省は現行のETCをより高度な運転支援システムに進化させた「ETC2.0」を広く普及させることで、「道路利用者の利便性、安全性を高めるとともに、道路を賢く使うことで、より活力ある社会を実現する」としています。