レクサスRCが約21倍、RC Fが約30倍と驚異的な受注を得た評価ポイントは?

RC Fは約900台で、月販30台というのは生産キャパの上限なのか、「Carbon Exterior package」はそう簡単に量産できないのか分かりませんが、スポーツカーというのは「待つ」というのはレクサスでも同じなのでしょうか。

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ユーザーがどういった点を評価しているのか気になります。

まず、RC350/RC300hは、

・スポーツクーペならではの流麗さと、フロントからキャビン、リヤへと連続する一体感あるダイナミックなプロポーションが融合した外観デザイン

・情熱的なドライビングを実現するスポーツクーペに相応しい俊敏な走り

・低燃費(JC08モード走行燃費23.2km/L)と高出力を兼ね備えた、直噴技術の次世代D-4S(Direct-injection 4 stroke gasoline engine Superior version)を搭載した直列4気筒2.5Lエンジンを擁するハイブリッドシステム

・Fメッシュパターンの専用スピンドルグリルや専用チューニングを施したサスペンションなどを装備したレクサススポーツの走りを継承する「F SPORT」

予想できるように、デザインや走りだけでなく、2.5Lハイブリッドの燃費も高く評価されているようです。

RC Fは、

・一般道からサーキットまで、どんな場所でも走りが楽しめる走行性能

・気持ちの良いエンジン回転の伸び感とレスポンスの良さを実現した新型V8 5.0Lエンジンと進化した8-Speed SPDS(8-Speed Sport Direct Shif)を組み合わせたパワートレーン

・「F」専用漆黒メッキグリルモールや、大型ブレーキ冷却ダクトを設置したスピンドルグリルなど、走りのイメージを際立たせる「F」独自のデザイン

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と、こちらも走りだけでなく、「F」専用のデザインや細部へのこだわりが人気を得ている理由とのこと。しかし、これだけ受注を抱えていると、いま気になっているという人はかなりの順番待ちになりそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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