3代目スープラはカーボン武装の「スポーツハイブリッド」で登場?

その後の報道によると、3代目スープラには2.5Lのターボエンジンが搭載され、これにモーターを組合せたHVシステムが採用される模様。

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同エンジンはクラウンのHVを皮切りにレクサス「RC300h」にも搭載された2.5Lの2AR-FSE型エンジンをターボ化したものと予測され、ベースエンジンがNAのレギュラーガソリン仕様で23.2km/Lの燃費を達成しているだけに、次期スープラでも低燃費と高性能を両立している可能性が高そうです。

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いずれにしてもHVの普及が進んだ現在、次に市場が求めているのは燃費だけでは無く走りを両立させた活きのいい「スポーツHV」。

「スープラHV」が現実となればスポーツHVの牽引役を担うと予想されるだけに、スポーツカーファンにとっては楽しみな展開となりそうです。

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Avanti Yasunori 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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