「グッドデザイン金賞」を受賞したダイハツ・コペンとマツダ・デミオの受賞理由とは?

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新型コペンの受賞理由は、「鋼製骨格と樹脂製外板を組み合わせるという構造を採用することで、スポーツカーにふさわしい走行性能の高さと彫りの深い大胆な造形を両立した。しかも外板は着せ替え可能となっており、外部の工房が独創的なデザインを世に問い、ユーザーが自分好みのボディを選択することで個性を表現するという、新しい自動車との付き合い方を提案している。軽自動車の枠を超えた質感のインテリアや快適な乗り心地など、プレミアムなスモールカーとして満足できる仕上がりも評価したい」と、デザイン面だけでなく、その独得のコンセプトや走行性能にまで言及されています。

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新型デミオの受賞理由は、「マツダが数年前から展開している『魂動(こどう)デザイン』をコンパクトなボディに凝縮。疾走する猛獣を思わせる緊張感あふれる面の張り、スピード感あふれる線の動きは、5ナンバー枠内で構築したとは思えぬほど躍動的である。インテリアはクラスの水準を抜く質感の高さもさることながら、前輪の位置を従来より前に出すことで、サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現。『SKYACTIV(スカイアクティブ)技術』のひとつであるクリーンディーゼルエンジンとともに、人間が自らの意志で手足を動かし目的地を目指すという、自動車の根源的な喜びを五感で堪能できる」と、こちらもデミオのデザインのみならず、マツダの「鼓動デザイン」への評価や、質感の高さを感じさせる内・外装、クリーンディーゼルや運転席のドライビング環境にまで高く評価されています。

■ワンウェイ型カーシェアリングサービス「チョイモビ ヨコハマ」が2014年グッドデザイン賞を受賞
https://clicccar.com/2014/10/13/272200/

■スズキがハスラーと隼でグッドデザイン賞を受賞!
https://clicccar.com/2014/10/04/271260/

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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