試乗車(撮影車)のボディカラーは、アウトバック専用色といえるイメージカラーの『タングステン・メタリック』。色単体で見るとゴージャスな印象も受けるカラーですが、アウトバックのスタイリングとの組み合わせでは、かなり自然。アウトドアシーンでも、市街地でも違和感なくマッチしているように思えます。
セダンに対して、タイヤを大径化、モノコックボディとサブフレーム間にスペーサーを入れるなどして、最低地上高はクロカン四駆並の200mmを確保。ちょっとした段差であれば躊躇なく踏み込めそうな安心感のあるシルエットも、アウトバックの魅力といえましょう。
しかし、これまでオフロード寄りのタイヤを履いていたアウトバックは、新型になってストリートラジアルを、そのシューズに選んでいます。クロスオーバーとしてのオフロード性能を求める向きよりも、SUVを舗装で走らせるユーザーのほうが多いというトレンドに則った判断ということです。